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2017-06

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選手のプライド

プロ野球の交流試合が始まりました。交流試合については別の機会に書くことにしますが、中日ドラゴンズのタイロン・ウッズ選手の暴行事件について、連盟は10試合の出場停止と制裁金50万円の処分を下しましたが、ヤクルト側は処分が軽すぎると反発しているようです。

遺恨“ヤ”る気…「処分軽すぎる」「目には目を」

殴られた藤井投手は全治10日の怪我を負っており、行き過ぎた暴力行為であることは事実ですが、単に暴力はいけないだけで片づけられない問題も内包しています。
この事件の伏線として、ウッズ選手は4/6にヤクルトスワローズの五十嵐投手からデッドボールを受けて、左手小指を亀裂骨折しています。ウッズ選手が「今度当ててきたら、こっちからヒットする」と発言しての暴行だけに、スワローズ側は計画的犯行だと言っていますが…。

この程度の発言で計画的犯行とはとても言えないでしょう。デッドボールは場合によっては選手生命を失いかねない訳ですから。骨折させられた相手に対し、「どんどん内角を攻めてくれ」等と言う選手はいない訳で。心理的に揺さぶりをかけるのも野球の内でしょう。

とは言え、「野球にインコースを突いてはいけない」というルールは無いですから、インコース攻めも克服しなければならないでしょう。ヤクルト投手陣はインコースをどんどん突けばいいだけのことで、処分がどうこうではなくウッズ選手を抑え続ければ良いだけのことであると思います。

また、落合監督が「アイツの気持ちもわかる。現場から処分は出さない。野球には乱闘や暴力事件はつきものだ。命がけでやってるんだから。それが野球だ」と発言したことが波紋を呼んでいます。

暴力、肯定していない=中日代表が落合監督に真意聞く-プロ野球

そもそも落合監督が暴力を肯定した発言と取ること自体がどうかと思いましたが…。監督として自チームの選手を擁護するのは当然であると思います。暴行事件を起こせばマスコミに非難されるのは必至ですし、選手のプライドを守ることも必要なことでしょう。非難の矢面に立たされている時に守ってくれる監督と、マスコミの顔色を伺い非難に回る監督、どちらの元で野球をやりたいと思うでしょうか?ドラゴンズが好成績を上げているのは、落合監督の人心掌握術も一因でしょう。

因みに、落合監督と正反対なのが読売ジャイアンツの堀内監督でしょう。ジャイアンツの場合、監督だけの問題ではなく、フロントの問題やマスコミの問題でもあるのですが。しかし、観光客(ミセリ)はともかく、ローズ選手の件など落合監督のように選手のプライドを尊重していれば起こらなかった問題だと思います。

日本のプロ野球においては、外国人選手は助っ人的役割ですから、むしろプライドを持って貰わないと成功しないでしょう。増しては、ジャイアンツの場合高い年俸を支払っている訳ですから、それだけ高く評価されていると選手は思うでしょう。高く評価されている筈の選手をマスコミの前でこき下ろしたら…。問題が起きて当然と言えるでしょう。

選手のプライドだけを尊重していてはチームとして成立しないのは事実です。が、選手に約束事を守らせるのが監督の仕事でしょう。自分で説得できないからといってマスコミを使って操縦しようとするのは、監督としての能力の無さを露呈しているようなものです。プライドの高い選手がそんな監督の言うことを聞かなくなるのは当然と言えます。ジャイアンツの場合何でもマスコミのネタにされてしまう面は同情できますが、とは言えマスコミを上手く使うのも監督の仕事でしょう。

ウッズ選手に度々暴行を起こされては困る訳で、落合監督も球団側もウッズ選手に釘は刺しているでしょう。ただ、それをマスコミに公表する必要はないでしょう。野球はボクシングではないことなど、冷静になれば誰でも理解できることです。
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【2005/05/09 22:59】 野球 | トラックバック(5) | コメント(0) |
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 落合監督の「暴力行為が起こるのも野球」という発言が波紋を呼んでいる。
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