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連帯責任は無責任

日本代表のトンガ人選手が逮捕されたばかりでしたが、今度は同じく日本代表のフィリップ・オライリー選手が逮捕されました。日本代表選手の相次ぐ暴行事件はラグビーのマイナスイメージに繋がりかねず、日本ラグビー協会も頭が痛いでしょう。

選手の暴行事件に対して何らかのアクションを起こさねばならないのは当然ですが、

相次ぐ不祥事の日本代表“無期限外出禁止令”発令
<ラグビー>三洋電機、オライリー容疑者逮捕で部活動自粛
萩本日本代表監督辞任も…相次ぐ暴力事件の爪あと大きく

果たしてこの対応は妥当なものなのでしょうか?僕の考えを述べてみたいと思います。
まず、日本代表選手に夜間外出禁止令を出した件についてですが、選手を問題児扱いして何の意味があるのでしょうか?日本代表に選出する基準は放っておいたら何をしでかすか分からないような選手であることなのでしょうか?だとすれば、むしろ選んだ方の問題であると思いますが。

プレーのみならず人格的にも優れた選手も数多くいる訳ですから、一部の選手の不祥事に対して全員を問題児扱いすることは何ら解決策に繋がらないと思います。まさか24時間365日監視し続けるつもりなのでしょうか?

外国人選手が問題を起こしている(オライリー選手の件はまだ分かりませんが)背景としては、彼らを甘やかし過ぎていることがあるでしょう。彼らも、プロ野球と同様に「助っ人」的存在です。彼らにもプライドがあるでしょうし、それを尊重することは必要なことですが、プライドを尊重することとわがままを許すことは別のことであると思います。尤も、本当にプライドを持っていれば、このような暴行事件を起こすことなどあり得ないことですが。

次に、三洋電機の処分についてですが、オライリー選手に対してはともかくチーム活動の自粛や部長の辞任については、妥当な処分とはとても思えません。

まず、オライリー選手は暴行を否定している訳ですから、事実が明白になるまでは処分は控えるべきであったと思います。里谷多英選手の件は忘れてしまったのでしょうか?このような処分を発表することは、オライリー選手は暴行を行ったと言っているのと同じでしょう。事実がはっきりしていないのに、勝手にクロと決めつけて良いのでしょうか?こういう時にこそ選手を守るのがチームの役目であると思います。

次に、チーム活動の自粛や部長の辞任については、日本では当たり前に映るのでしょうが、得てして日本の常識は世界の非常識な訳です。暴行事件はあくまで選手個人の問題であって、組織の問題では無いでしょう。ところがこのような処分を行うと、部長がチームに暴行を行うように指導していたと取られても仕方ないと思います。勿論そんなことは無いと思いますけど。

日本ラグビー協会はワールドカップ招致活動を行っていますが、暴行を指導しているチームが存在する国がワールドカップ開催に相応しいとは誰も思わないでしょう。明らかに責任の所在、責任の取り方をはき違えていると思います。

最後に、萩本監督の進退の件ですが、笑止千万でしょう。こんな考えでは日本ラグビーも強くならないのも当然でしょう。

同じことの繰り返しになりますが、暴行事件はあくまで選手個人の問題です。萩本監督がこの件で辞任しなければいけないのは、萩本監督が選手に暴行事件を起こすように指導していた場合ですが、それはありえないでしょう。

次に、真下専務理事は「ある時期が終わった後は新しい体制を作りたい」と発言していますが、逆に考えると暴行事件さえなければ萩本体制は存続した可能性もあった訳です。日本代表が結果を出せないのは監督だけの責任ではないのは明白ですが、とは言え代表監督は結果を求められるのが当然であると思います。日本代表監督に最も求められることは生活指導を行うことなのでしょうか?

日本では、連帯責任は美徳として捉えられがちですが、それは違うと思います。暴行事件は、選手の自覚の無さによるものであって、責任を取るべきは暴行事件を起こした選手でしょう。連帯責任は選手の責任をぼかしてしまうもので、まさに連帯責任は無責任に繋がりかねません。暴行を起こした選手にはきちんと反省してもらうと共に、この件を糧にして人間的にも尊敬できる選手になって欲しいと思います。
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【2005/05/23 22:17】 スポーツ一般 | トラックバック(2) | コメント(0) |
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ラグビー協会の古い体質そのままの外出禁止令
 相次ぐ日本代表の不祥事でラグビー協会のとった対応策は子供への対応のような外出禁止令だそうだ。
SEABLOGスポーツ【2005/05/24 00:26】
ラグビー日本代表の不祥事について
ラグビーW杯日本招致のプレス発表の一方で、ラグビー日本代表の不祥事が相次いだことから日本協会が謝罪をすることになったのは、非常に残念なことです。日本協会のみなさんのご心痛、心からお察し致します。
やまけんのひとりごと@WebryBlog【2005/05/24 00:41】
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