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粋な茶番劇

スポーツの話題ではないですが、たまにはいいでしょう(笑)。似たようなゲームであるチェスはアジア大会の正式種目になっていますし、「頭脳の格闘技」とは言えるでしょう。

最近の将棋界のトピックスと言えば、やはり第13期銀河戦での加藤一二三九段の「待った」事件になるでしょう。加藤一二三九段に限らず、特にベテラン棋士の中には疑わしい打ち方が散見されるのは事実で、この処分は見せしめ的意味合いが強いのでしょう。しかし、この棋戦はテレビ棋戦であることは分かっていた筈で、アマチュアに悪影響を及ぼす行為をプロがしてはいけないでしょう。まあ、妥当な処分であると思います。
イメージ回復の為かどうかは分かりませんが、アマチュアの瀬川晶司さんに対するプロ編入試験を実施することが発表されました。

米長邦雄会長の挨拶

プロ棋士となる為には、奨励会の三段リーグで1位か2位になる必要があります(規定はこちら)。瀬川さんも奨励会会員でしたが、年齢制限に引っかかり退会となりました。しかし、瀬川さんはアマチュアとして数々のタイトルを獲得し、プロ棋士相手にも17勝8敗の好成績を残しています。プロへの夢を諦めきれない瀬川さんが日本将棋連盟に対し嘆願書を提出した結果、このような決定がなされた訳です。

試験の実施要項はこちらです。瀬川さんが3勝、若しくは4敗で終了となりますが、対戦相手は

第1局佐藤天彦三段
第2局神吉宏充六段
第3局久保利明八段
第4局中井広恵女流六段
第5局熊坂学四段(中原誠副会長)
第6局長岡裕也四段(米長邦雄会長)

三段・四段の若手主体だと予想していましたが、明らかに話題性を狙った人選です。第5局、第6局は中原誠副会長、米長邦雄会長が直接対局する含みを持たせていますし。中原誠=中ボス、米長邦雄=ラスボスでしょうか(笑)。まるでRPGのようです。

結局、試験に名を借りた話題作りが目的であって最初からプロ入りさせる気なのでしょう。最初の4局で4連敗したら無理でしょうが、「第5局・第6局は対局の他に人柄、品性も含めた理事会代表者による面接方式とお考えください」って場合によっては手心を加えることがあると言っているようなものでしょう。人柄、品性で不合格になるようなら、中原誠副会長、米長邦雄会長はプロ棋士になっていないでしょう(笑)。

話題性ばかりが先行するのはどうかと思いますが、プロである以上話題作りも必要であると思います。瀬川さんがプロになるようなら、アマチュア棋士に夢を与えますし励みにもなるでしょう。プロ棋士も強烈な個性の持ち主なり、変わった経歴の持ち主なり、色々な人がいた方が面白いでしょう。格好の奇抜さでは、ハッシーこと橋本崇載五段が際だっていますが…。

合格はほぼ確定しているとは言え、瀬川さんもプロ入りすれば当然騒がれる訳ですから、周囲に惑わされず自分の実力を出す為のトレーニングではあるでしょう。対戦相手の人選からしても、それが目的の一つなのでしょう。プロ入り初戦は話題性から加藤一二三九段でしょうか(笑)。

粋な茶番劇を演出した日本将棋連盟に拍手を送りたいと思います。
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【2005/06/17 22:29】 未分類 | トラックバック(1) | コメント(0) |
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「加藤一二三」について(2)
加藤一二三九段は、尋常じゃなく強いんです。それは、「神武以来の天才」という肩書きがつくほど。名人に20歳で挑戦して奪取失敗。それから22年後ようやく名人に。大山康晴という棋士がいなければ、間違いなく加藤一二三は名人位の栄冠に何度も就けていたでしょう。これほど
楽しく始める将棋【2005/06/30 11:58】
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