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土俵の外でも注射相撲?

朝青龍のまさかの2敗で俄然面白くなった大相撲名古屋場所の優勝争いですが、その裏で貴乃花親方に対し厳重注意の処分がなされたようです。

貴乃花親方に厳重注意 “改革案”協会の名誉傷つけた

今更といった感じは否めない上に、その内容にも明らかに問題があると思います。
まず、内容以前に何故これまでに処分を検討しなかったのでしょうか?所謂「若貴騒動」はかれこれ1ヶ月は続いているのですから。今回の処分は緊急理事会で決めたようですが、1ヶ月も放置してどこが緊急なのでしょうか?

次に、貴乃花親方に対する事情聴取はたったの15分だったそうです。15分で何が分かるのでしょうか?これでは、予めどのような処分をするか決まっていたとしか思えず、土俵の内外で注射を公認しているようにしか見えません。

また、処分は貴乃花親方が語った独自の日本相撲協会改革案が「相撲協会の名誉を著しく傷つける発言」であるから処分したのであって、「若貴騒動」については全くおとがめなしのようですが、明らかにおかしいのではないでしょうか?

確かにプライベートな問題かもしれませんが、以前のエントリーで書いたように、兄弟の確執をワイドショーで報道されることは大相撲のイメージアップに繋がるとでも言うのでしょうか?明らかに全く逆でしょう。

更に、貴乃花親方の協会改革案は、チケット販売方式(言い換えれば相撲茶屋制度)の見直しや年俸制の導入、小中高一貫の相撲学校設立などについての提言ですが、これのどこが「相撲協会の名誉を著しく傷つける発言」なのでしょうか?今の大相撲に改革は必要ないのでしょうか?臭いものには蓋をする発想では永遠に改革など不可能でしょう

協会の賞罰規定によれば、理事会の処分は解雇、降格、減給、けん責の4つであって厳重注意という処分はないのですが、何故このような実害のない処分に留めたのでしょうか?緊急理事会では若貴決戦の無気力相撲に対する質問もあり、厳しい処分を求める声もあったようなのですが。

その背景としては、親方になっても現役時代の地位が大きくモノを言う社会であることが挙げられます。歴代理事長も殆ど元横綱です。ましては、貴乃花親方は一代年寄という名誉ある地位であって、当然将来は理事長になることでしょう。そのような立場の人間に傷をつけたくないという協会幹部の意向が働いたものと考えられます。

しかし、この構図どこかで見たことはないでしょうか?未だに長嶋人気にすがろうとするプロ野球そっくりです。プロ野球のドラフト改革も茶番劇で終わりそうですが、衰退していくスポーツには共通点があるものです。プロ野球でもそうですが、名力士=名親方とは限らないでしょう。

結局、日本相撲協会は危機感など全く持っていないのでしょう。本当に危機感を持っているのであれば、今回を機に大相撲改革をアピールして当然でしょう。アピールだけでなく実行しなくては意味がありませんが、アピールもせず内々だけでやろうとしても何もできないことはプロ野球が既に証明しているはずです。
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【2005/07/22 00:08】 相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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