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2017-04

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プレーオフ制度を考える

22日から日本シリーズが始まりますが、パ・リーグのプレーオフは千葉ロッテマリーンズが制し31年ぶりのリーグ優勝を果たしました。福岡ソフトバンクホークスは2年連続でペナントレース1位となりながら優勝を逃しており、パ・リーグの小池会長もプレーオフ制度の見直しを示唆しています。そこでプレーオフ制度についてちょっと考えてみたいと思います。
プレーオフ制度に疑問を持つ理由としては、ペナントレースは何だったんだ?という声が多いようです。福岡ソフトバンクホークスは2年連続で涙を飲みましたが、逆に言えばペナントレースの1位が必ず勝つのならプレーオフを行う必要はない訳で、ペナントレース=予選、プレーオフ=決勝と考えれば納得はいきます。そのような考え方を受け入れられるかどうかは別にして。

とは言え、順位付けが済んだのに改めて順位決定戦を行う意味があるのかという疑問はついて回るでしょう。メジャーリーグの場合、各リーグが3つのディビジョンに分かれていて各チームの対戦カード数も同じでは無いですし、複数のチャンピオンが存在することになります。その中で真のチャンピオンを決めるという意義が存在します。

尤も、メジャーリーグでも各リーグ3チーム間でプレーオフを行う訳ではなく、1チームずつのワイルドカード枠が存在するので必ずしもリアルチャンピオン決定戦とは言えないでしょう。しかも2年連続でワイルドカードで進出したチームがワールドシリーズを制していて、今年もアストロズがワールドシリーズへの進出を決めています。

NBAは全30チーム中16チームもプレーオフに進出します。NBAも2つのカンファレンスがそれぞれ3つのディビジョンに分かれていますが、各チームの対戦カード数はMLBほどの偏りはありません。NBAの場合はチャンピオンの中のチャンピオンを決めるより、明らかにリーグ戦は予選という感覚でしょう。先に書いたように、これはこれで一つの考え方だと思います。

ただ、MLBやNBAと日本のプロ野球が決定的に異なるのはチーム数が少なすぎる点です。MLB、NBA、NHLは30チーム、NFLは32チームに対して、日本のプロ野球は僅か12チームしかありません。各対戦カードの価値を考えればチーム数が多い方がいい訳で、日本のプロ野球もせめて16チームでディビジョン化しないとプレーオフらしくならないでしょう。

次に、パ・リーグのプレーオフは2位と3位のチームがまず対戦して勝者が1位のチームと対戦するステップラダー方式を採用していますが、これはどうでしょうか。

ステップラダー方式の決勝が一般的なスポーツとしてはボウリングがあります。ボウリングは予選は総当たりのリーグ戦のようなもの(ラウンドロビン方式)で予選順位を決定し、上位何名(大会によって異なる)かが決勝に進出します。決勝の方式は、例えば4名なら3位と4位がまず4位決定戦を行い、勝者が2位と3位決定戦、その勝者と1位が決勝を行うといった具合です。

ボウリングの試合をそれほど見ている訳ではないのですが、この方式だと結構ぎりぎりで残った選手がどんどん勝ち上がって優勝することが多いです。やはり、レーンコンディションをつかんで、勢いに乗れた方が有利なのでしょうか。

一方、NFLも各カンファレンスの1位、2位チームは1回戦は免除となりますが、こちらは順当に上位チームが勝つことが多いです。ホームスタジアムで行える点と休養の効果が大きいのでしょうか。

ステップラダー方式が上位チームに優位に働くかどうかは何とも言えないところがありますが、2年間の結果からするとやや下位チームに有利なのでしょうか。ただ、プロ野球の場合、まずは日程を見直すべきでしょう。まず、ペナントレースが終わってからプレーオフが始まるまで日が空きすぎです。メジャーリーグのように中1日で十分でしょう。また、移動も無いのに予備日はいらないでしょう。第1ステージは3試合しかないのですから、3連戦にすべきでしょう。

このようにすれば、上位チームも中1週程度の休みで済むので試合勘の低下も少ないでしょうし、下位チームは連戦の疲労が貯まることも考えられます。だらだらと消化試合をする必要はありませんし、ステップラダー方式が悪いとは言えないと思いますので、日程を見直すのが先決でしょう。

プレーオフ自体は中継が高視聴率を獲得したようにニーズはあると思いますし、行う意義はあると思います。プロ野球のファンサービスは色々あるでしょうが、白熱した試合に勝るファンサービスはないと思いますし。

プレイオフ中継に関してはパ・リーグの営業努力が足りないのも事実ですが、マスコミの意識改革が必要だと思います。勝負のかかった重要な試合であればそのチームのファンでなくとも野球ファンとして試合を見るでしょうし、いい加減特定チームの人気に頼るのは止めるべきでしょう。買収の有無はともかく、横浜ベイスターズの売却先としてUSENが名乗りを上げていますが、プロ野球が魅力あるコンテンツでなければ買い手はつかないでしょう。

既存のビジネスが成り立たないこととプロ野球ビジネスの可能性は別であることに早く気づくべきだと思います。
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【2005/10/21 20:02】 野球 | トラックバック(6) | コメント(2) |
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コメント
こんにちは!
孫さん、ちゃんと計画通り5年後の黒字化に目処をつけたようです。

プロ野球の新しいビジネススタイルを確立する期待が大です!
【2005/10/21 21:04】 URL | さとし@快投乱打 #FFQ2oRZ.[ 編集]
どうも、兄やんです。
そうですね、兄やんは野球やってる側の意見として、実戦から遠のいたパの1位とセリーグは、必然的に不利にはたらくと思います。
【2005/10/24 03:07】 URL | 兄やん #-[ 編集]
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