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2017-04

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オリンピックから登竜門へ - 競馬の国際化を考える -

今週末は、ゴールデンジュビリーデーということで、JRA初のG1同日開催(ジャパンカップ、ジャパンカップダート)が予定されています。ジャパンカップは日本における国際レースの草分け的存在ということで、今日は競馬の国際化について記事にしてみます。
国際化の指標となるものとして、ICSC(国際セリ名簿基準委員会)による格付けというのがあります。Part1から3までの3段階に分かれていて(Part4は障害レース)、Part1にはイギリス、フランス、アメリカなど15ヶ国が属しています(いわゆる競馬先進国の評価)。日本はPart2に属していて、Part1入りがJRAの悲願となっています。一方、最近は売上が落ちているとはいえ馬券の売上は圧倒的トップであり、JRAで最も売上の低いG1レース(阪神ジュベナイルフィリーズ)の売上がBREEDER'S CUP全6レースのトータル売上を上回るという事実もあります。また、日本における国際レースでも日本馬が強いですし、海外のG1を勝利した馬も何頭も出ていて、実力的にも遜色ないレベルです。

Part1とPart2の大きな違いは、Part1の国における重賞レースはそのまま国際グレードが与えられるのに対し、Part2の国における重賞レースは国際グレードが与えられません。但し、Part2の国であってもICSCが認めれば国際グレードが与えられます。日本で国際グレードを獲得しているレースは、
G1ジャパンカップ 宝塚記念 安田記念 マイルチャンピオンシップ
G2京王杯スプリングカップ 毎日王冠 阪神大賞典
京都大賞典 産経大阪杯 読売マイラーズカップ
G3富士ステークス 武蔵野ステークス

の12レースです。つまり、ジャパンカップを勝てば国際的にもG1馬になりますが、日本ダービーを勝っても国際的にはただの馬に過ぎないということです。

Part1入りを妨げている要因となっているのは、"箱庭競馬"などと称されるように、外国馬に対して厳しい出走制限があることです。JRAにはマル外、カク外と呼ばれる区分があります。マル外は外国で生まれた馬で日本で調教されている馬、カク外はいわゆる外国馬のことです。因みに、国際的にはマル外という概念は無く(調教国の概念はある)、日本で調教されている馬は全て日本馬です。タイキシャトルやエルコンドルパサー(日本ではマル外扱い)がヨーロッパのG1を勝った後、「次は日本馬でヨーロッパのG1を」といった話もありましたが、国際的にはれっきとした日本馬であるわけで、こういったエピソード一つ取ってもPart1入りは遠いと言わざるを得ません。

とはいえ、JRAは国際化を推し進めようとしていて、来年以降国際レースが大幅に増えることになっています。但し、クラシックレース(日本ダービー)にはカク外はまだ出られない訳で、この程度ではPart1入りは無理でしょう。クラシックレースは数年前まではマル外さえ出られないレースであって、毎年出走枠が広がっているのが実情ですが、これでさえ生産者の猛反対という現実があります。「夢を奪うな」と言うことらしいですが、あなた方に贈る僕からの言葉は「現実を見ろ!」です。経営が苦しいのは国際化のせいではなく、経営基盤の無さ、経営能力の低さが原因であると認識すべきです。今でさえ過度の保護であり、これ以上甘えようとはとんでもないことです。国内では社台グループの一人勝ちと言った状況ですが、社台グループだって最初は零細生産者だったのです。経営努力の継続と優れた経営センスによって、今の社台があるわけです。箱庭競馬に気づきファンが離れていったときに真っ先に影響を受けるのは零細生産者であることを理解すべきです。

堅い話はここまでにして、ジャパンカップですが、昔は日本馬は全く歯が立たず馬場を貸しているだけといった状態でしたが、近年では日本馬が優勢です。また、アメリカやヨーロッパだけでなく、オセアニアやアジアからの出走馬もあることから、「競馬のオリンピック」と呼ばれていたこともあります。昔はオセアニアの馬が結構活躍していたのですが、最近は出走自体が少なくなりました(これは輸送の問題が大きいので、何とかして欲しい)。
とりあえず、軸はゼンノロブロイで良いと思います。この馬はまず三着以内には入ると思います。コスモバルクはルメールがどう乗るか注目です。ヒシミラクルは一発かますかも知れません。外国馬は実績的にはウォーサンでしょうが、近年勝つ馬の特徴として
  1. 4歳か5歳
  2. 輸送競馬(ヨーロッパ内は除く)で好走歴がある
  3. 成績は比較的安定しているが、イマイチ勝ちきれない
馬がジャパンカップ勝利をきっかけにして活躍する(シングスピール、ファルブラブ)といったケースが目立ちます。いわば、国際馬への登竜門と言った感じです。この3条件を満たす馬として、パワーズコートを注目馬として挙げておきます。

尚、予想については一切の責任を持ちませんので、馬券は自己責任でお願いします(笑)。
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【2004/11/27 00:05】 競馬 | トラックバック(2) | コメント(0) |
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