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2017-03

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ノーリーズンコミッショナーの球界再編 - その2 経営・契約 -

昨年もオリックス・近鉄の合併騒動に始まり、プロ野球初のストライキなど色々あったプロ野球ですが、今年も色々ありそうです。前回のエントリー(ノーリーズンコミッショナーの球界再編 - その1 リーグ運営 -)からだいぶ空いてしまいましたが、今回はその続編です。前回のエントリーでは触れなかったお金にまつわる話が中心になります。できれば、前回のエントリーと合わせてご覧下さい。
1. 放映権の一括管理(第44条)
球界再編を考えるに当たって、収入の均衡化は避けて通れない課題であると思います。巨人戦の放映権料のみが飛び抜けて高く、その為セリーグの5球団は巨人の顔色を伺うばかりになり、一方パリーグは放映権料目当てに交流試合をやれとか、1リーグ化を目論むといった構図が成立してしまった訳です。
そこで、放映権については一括管理とし、収入は各球団に再分配する形とします。但し、モバイル放送、インターネット放送に関しては、当面はその範囲には含めないこととします(オープン戦、レギュラーシーズンに限定)。理由はまだビジネスとして安定した収入をあげられるとは言えないこと、ビジネスとして成立させる為には一括管理がかえって仇になりかねないからです。但し、既得権益化を避ける為、全収入に対する割合が15%を超えた翌年から一括管理の対象とします。

2. 経営監査の実施
できれば不祥事の総合商社と化している親会社にも実施したい所ですが、明らかに無理がありますので球団に限定します。内容としてはJリーグと同等のものを考えています。当然、裏金は許されません。
  • 地域並びにスポーツへの貢献を前提とする
  • スポーツビジネスとして身の丈にあった経営
  • マーケット拡大への努力
を監査のポイントとし、極端な赤字経営や逆に極端な金儲け主義等には是正勧告を行うこととし、勧告は強制力を伴うこととします。
経営監査を導入すれば収支を明らかにできますので、サラリーキャップの導入は見送ることとします。

3. 運営監査の実施
経営監査と区別する必要は無いかも知れませんが、あえて別個のものとします。
チェックする内容は、
  • 観客動員実績及び計画
  • ファンサービス(イベント)の実績及び計画
  • 地域イベント等への参加実績及び計画
等です。口先だけで地域密着、ファン重視と言っても何の意味もありませんので、その実効性をチェックします。努力の足りない球団については改善勧告を行い、こちらも強制力を伴うこととします。

次は、選手契約についてです。
選手の年俸が高すぎるという意見もありますが、一流選手が高額な年俸を貰うのは当然だと思います。明らかに年俸に見合う働きをしていない選手がいるのは事実ですが。むしろ、僕が問題に思うのは、契約金(裏金が無くても高すぎる)と2軍選手(新人選手)の年俸です。プロ野球選手である以上、1軍で活躍してお金を貰うのが当然だと思いますので、鋭くメスを入れる事にします。

4. 契約金
現状、上限1億円+出来高払い5000万円となっていますが、メジャーリーグと比較しても明らかに高すぎると思います。とりあえず上限5000万円(+出来高払い5000万円)とし、将来的には更に減額、代わりにFA取得までの期間を更に短縮することとします。恐らく、日本のプロ野球を経験せずにアメリカに行った選手の契約金はゼロか僅かなお金しか貰っていないはずです。アメリカの場合、1年目からメジャーリーグでプレーできる可能性は殆どゼロですが、日本の場合、高卒選手ですら開幕1軍でプレーすることも多いですから、高額な契約金など不要でしょう。選手はグラウンドでお金を稼ぐべきです。
尚、前回のエントリーで書いたように、ドラフトは完全ウエーバー制としますので、選手の入団拒否が多くなることも予想されます。その為、ドラフト1位指名選手に限り、選手契約締結交渉権の譲渡(第138条)を許可することとします。

5. 新人選手の年俸
新人選手の年俸は0円とします(第89条)。人権侵害などと非難されそうですが、大相撲も幕下以下の力士は給料を貰えない訳ですから、問題ないでしょう。球団の寮に入れば食費、住宅費、光熱費もかからないですし、最近はADSL等の高速インターネット環境も整えられていると聞きます。もちろん練習設備も備えていますし。「ハンバーガーリーグ」等と呼ばれるアメリカのマイナーリーグに比べたら遙かに恵まれているでしょう。但し、全くお金が無いのも問題ですから、球団からお小遣いを支給することとします。
お小遣い生活から抜け出すには、1軍に上がるしかありません。1軍登録10日を満たした時点でB契約に移行します。年俸は1軍最低年俸(第89条の2)の20%-30%(現行だと300万円-450万円)とします。登録日数が150日になればA契約となり、1軍最低年俸を下限とする契約ができます。
当然、1軍に上がれない限り、2年目以降の選手もお小遣い生活となります。
尚、日本のプロ野球に在籍したことが無い選手でも、メジャーリーグで2年以上、或いは韓国・台湾リーグで4年以上プレーした選手については、新人選手とは見なさないことにします(第133条)。

6. A契約(選手契約)
既にかなり長くなっていますので(笑)、変更点を手短に述べていくこととします。
参稼報酬の減額制限(第92条)ですが、その上限を50%とします。日本は高額所得者に対する税率がかなり高いですので、これが限界でしょう。もちろん、選手の同意があればこの限りではありません。
前回のエントリーで書いたように外国人枠(第82条の2)は廃止しますので、外国人選手も日本人選手と同等に扱うこととします。但し、韓国・台湾リーグでのプレー年数の半分、メジャーリーグでのプレー年数の1.5倍を日本でプレーしたものと見なし、FA取得年数の計算にカウントするものとします。但し、最短は3年とします。
複数年契約はもちろんOKですが、格付け(後述します)変更に伴う契約内容の変更も許可します。

7. 格付け
アメリカでは、過去2年間の実績による選手の格付けが行われていて、その結果が選手の契約やFAの補償等に用いられています。本来、複数の会社かつリーグとは関係ない第三者が行うのが望ましいですが、日本では文化的にも難しいと思いますので、当面は事務局主導で行うこととします。
選手の年俸のガイドラインは必要だと思いますし、無理な複数年契約を防止することにもなるでしょう。

最後に、契約とは関係ないですが、

8. セカンドキャリアサポート
内容はJリーグと同等のものとします。当然、いつまでも選手としてやっていける訳でないですから、野球をやめてからのことを考えるのは当然だと思います。所謂「野球バカ」では困りますし、元プロ野球選手が犯罪で社会面をデカデカと飾るのは論外です(勿論、現役選手もです)。

他にも肖像権や代理人等についても書こうと思っていましたが、割愛します。
他の大きな問題については、所謂「プロ・アマ問題」がありますが、これはプロ野球だけの問題ではありません。野球界全体に関する構想については、次の機会にしたいと思います。


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【2005/01/05 10:33】 野球 | トラックバック(1) | コメント(1) |
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コミッショナーはあなたのものではない!
 退職金が出ないからと自ら辞職することを取りやめた根来コミッショナーが、今度は自らコミッショナー職を「違法行為があった場合などの審判役として司法機関に徹する方がいい」と発言した。議決機関は中長期的なものをオーナー会議、近未来的なものを実行委員会にするとい
SEABLOGスポーツ【2005/01/05 20:40】
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コメント
こんにちは。実際の根来コミッショナーにももっと考えてほしいものですね。今年もよろしくお願いします。
【2005/01/05 20:40】 URL | SEABLOG #L8Z52uj2[ 編集]
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