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メジャーリーグを目指す理由

少し前までは井川投手のメジャーリーグ挑戦の話題が多かったですが、ここ数日は上原投手のメジャーリーグ挑戦の記事がスポーツ紙を賑わせています。他にも松坂投手、城島選手、岩村選手、豊田投手、清水直行投手なども来年以降のメジャーリーグ挑戦を視野に入れているようです。城島選手や豊田投手はFAでの移籍になりますが、他の選手はポスティングシステムでの移籍(井口選手のケースもあり得ますが)になりますので、球団が許可しない限りメジャーリーグ挑戦は無理と言うことになります。

FA取得前のメジャーリーグ移籍の是非はともかく、何故メジャーリーグに行きたがる選手が多いのか考える必要があると思います。理由は人それぞれでしょうが、僕が思うところを纏めてみようと思います。
1. 憧れ
サッカー選手がリーガエスパニョーラやセリエA等のヨーロッパトップリーグ、バスケットボール選手がNBAを目指すように、より高いレベルで自分の力を試してみたい、自分の夢見てきた舞台に立ちたいという思いはあるでしょう。スポーツ選手(に限らないが)にとって向上心は必要なことですから、非難されるものではないと思います。
それに加えて、海外で活躍する選手が増えたこともあるでしょう。活躍する選手を見て、俺もあの舞台でと思う選手も増えたでしょう。パイオニアとなるのは本当に大変なことですが、一度道が開ければ移籍もスムーズになりますし。「手の届かない夢」が「手に届く夢」にハードルが下がったと言えると思います。

中には、お金が目的の選手もいるでしょう。イチロー選手や松井選手は日本ではあり得ない高額年俸ですし。尤も、少なくとも初年度は年俸が下がる選手の方が多いですから、少ないでしょうけど。メジャーリーグの平均年俸は約2億5000万円なのに対し、日本のプロ野球は約7000万円(新聞などに載る金額は支配下選手全員の平均ですが、こちらは2004年開幕時に1軍登録されていた選手の平均です)なので、かなり開きがあるのは事実です。

2. プロ野球の問題
以前のエントリーでも書きましたが、FA制度は有効に機能していないように思います。大きな理由はやっぱり補償金(人的補償もアリですが)にあると思います。中にはメジャーリーグではなく他の(国内の)球団でプレーしたいと思っている選手もいると思いますが、例えば、中村紀洋選手(推定年俸5億円)を獲得しようとすれば、年俸5億円+補償金6億5千万円で11億5000万円かかることになります。こんな金額を出せるのは巨人とソフトバンクくらいでしょう。つまり、高額年俸選手にとって国内移籍は難しく、残留かメジャーリーグ挑戦のどちらかの選択肢しか実質的にはないことになります。

中には日本のプロ野球の体質に嫌気がさした選手もいるでしょう。コミッショナーを筆頭に改革を本気でしようとは感じられないですし、「たかが選手」としか思われていないことに腹を立てたかも知れません。マスコミの対応に嫌気のさした選手もいるでしょう。

また、メジャーリーグを希望するのは投手が多いように思いますが、日本のプロ野球は明らかに打者を優遇しすぎていると思います。上原投手の年俸が高橋由伸選手の年俸より下に査定されたという記事がありましたが(本当のところはわからないですが)、上原投手と高橋由伸選手のどちらが巨人にとってより必要な選手かという観点からすれば、こんな事はあり得ないでしょう。上原投手しか計算できない先発投手陣と小久保選手、ローズ選手など強打者揃いの野手陣との比較ですから。また、日本の場合、狭い球場で飛ぶボールを使って野球をしている訳ですから。

事実、年齢的に厳しいと思えた藪投手はアスレチックス入団が決まったにも関わらず、中村選手や井口選手等は未だに決まらない(井口選手の場合は代理人に問題があるように思えますが…)ですし。チームによって事情は違うとは言え、メジャーリーグでは日本の野手より投手を欲しがっていると言うことでしょう。FAで選手が出て行くにしても、今のままだと投手だけが流出していくことになりかねません。


選手が出ていくことによってプロ野球の空洞化が危惧されるのは事実ですが、サラリーマンでさえ終身雇用は過去のものになり、また海外にチャンスを求めて進出する人も多い中、選手を押し込めておくのが是であるいう考え方は時代に逆行していると思います。そんなに選手に出て行かれたく無いのであれば、より選手にとって魅力あるプロ野球(球団)になるように努力すべきであるし、また選手が出ていっても若い良い選手が出てくるように育成の面にも力を注ぐべきでしょう。
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【2005/01/19 22:54】 野球 | トラックバック(5) | コメント(0) |
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