スポーツとメディアを斬る斬鉄剣のようなブログ。

2017-08

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

次の一手 - ソフトバンクの狙いは? -

SBIがフジテレビの筆頭株主となって以降、ライブドアがフジテレビ側に休戦を申し入れたこともあり、フジサンケイグループをめぐる経営権問題も小休止の様相です。ホリエモン、日枝会長、亀淵社長の名前を聞く機会はかなり減ったように思います。一方、SBIの北尾CEOですが、

和解ならフジ株返却 SBIの北尾CEO「堀江氏、市場汚した」

自身をタフネゴシエーターと称する北尾CEOですが、ホリエモン批判以外にすることはないのか?というのが正直な感想です。同じ事で何回も揚げ足をとるやり方は、ナベツネと変わりません。事態が膠着状態に陥った原因として、SBI(及びソフトバンク)の狙いが全く分からないというのもあると思います。SBIが単なるホワイトナイトで終わるとはとても思えないですし。

情報が少ない為、かなり強引な推理となりますが、ソフトバンクの狙いは何なのか?をちょっと考えてみようと思います。
まず、ライブドア側の動きが無くなったことについてですが、それはやはり想定の範囲外であったからでしょう。貸株は想定の範囲内だが、株主がSBIというのは想定の範囲外という言い方が正しいかも知れません。ライブドアにとってニッポン放送の経営権を握ることがゴールではないのは明白で、フジテレビが次のターゲットということになるでしょうが、北尾CEOが強気の発言をしていること、何よりSBI(ソフトバンク)の狙いが読めないことから、戦略の見直しをせざるを得ない状況なのでしょう。

とは言え、ライブドアが単にニッポン放送株を持ち続けてもニッポン放送の株価が下がるだけで損をするだけですから、当然動きはあるでしょう。株主総会が近づく頃に動き出すと予想します。

次に、SBIがフジテレビの筆頭株主となった経緯です。フジテレビ側からの働きかけなのか、それともSBI側なのか?僕はSBI側からの働きかけであると予想します。

もし、フジテレビ側からの働きかけであれば、もっとフジテレビとSBIが協調体制をとっても良いように思います。フジテレビ側のプライドもあるのかも知れないですが。更に、IT恐怖症にかかっている既存メディアがIT企業を貸株先に選ぶとは思えません。ほりえもんより孫の方がまだ信頼できるという考えもあるでしょうが、ソフトバンクの狙いが見えないことにフジテレビも疑心暗鬼になっていると推測します。

ソフトバンクの狙いですが、当然フジテレビの経営に参加することでしょう。但し、一気に経営権まで握ろうとは思っていないでしょうけど。

ソフトバンクは、以前にマードックと組んでテレビ朝日を買収しようとした訳ですし。これに懲りたからもう既存メディアには興味は無いと言っているものの、これは単なるブラフでしょう。既存メディアとITメディアの融合について、既存メディア側からのアプローチは上手くいっていないのが現状ですが、逆にITメディア側からなら上手くできるという思いはあると思います。勝率の高い後出しじゃんけんと言う最高のシチュエーションを逃す手は無いでしょう。

シナリオは、フジテレビとライブドアを和解させることによりフジテレビに貸しを作り、それを契機にフジテレビの正式な株主となることでしょう。将来的にフジテレビの株を買い増して、経営権を握ることも視野にはあると思いますが。ただ、それが難しいと判断した場合は、さっさと貸株を返上しようと考えていると思います。

これを踏まえて考えると、一連の北尾発言はソフトバンク側の焦りにも思えます。ソフトバンクとしては早く可能性を判断したいと思いますが、ライブドア、フジテレビ共動きが無いのではどうしようも無い訳で。何とかして動かしたいのが本音でしょう。

しかし、ソフトバンクはフジテレビの経営権を握るにしても長期的スパンで考えていると思われ、それならそれほど焦る必要は無いと思われます。株主総会までには絶対にライブドアは動く筈ですから。

となると、ライブドア側が秘策(よく分かりませんが、顧問弁護士があまりに交代するのは何か裏がある様に思えます)を繰り出す前にニッポン放送株を何としても返上させたいと言うことでしょう。上場廃止になる前に返上させないとライブドアの影響力が残ることになりますが、それはソフトバンクのシナリオ上避けたいでしょうから。

もう一つの可能性としては、ソフトバンクは本当に諦めたのでしょう。具体的には、総務省の横槍が入ったのでしょう。以前の記事に書いたように、新参者の参入に対して横槍を入れて当然の体質ですから。勿論ライブドアにも入っているものと推測されますが、ライブドアとソフトバンクの違いといえば、ソフトバンクは携帯電話事業に新規参入しようとしていると言うことです。携帯電話事業も総務省の管轄ですが、800MHz帯への参入で相当揉めましたから。総務省の印象は最悪の筈で、テレビ局参入を諦めれば携帯電話事業の新規参入を認める様な密約を交わした可能性もあるでしょう。

手の内を明かすのは失敗に繋がる可能性が高いですから極力避けたいのでしょうが、交渉のテーブルに着かないからと言って恫喝だけではタフネゴシエーターでも何でもないと思います。まあ、プロレスの挑発行為のようなものなんでしょうか。いずれにせよこのままでは事態の進展は無いですから、次の一手を考える必要があると思います。ソフトバンクの次の一手に注目です。
スポンサーサイト




【2005/04/06 22:55】 メディア | トラックバック(1) | コメント(0) |
<<次の記事 | ホーム | 前の記事>>
トラックバック
トラックバックURL
http://miracledragons.blog2.fc2.com/tb.php/84-a63acde2

ポニーキャニオン増資構想浮上 ライブドアの支配排除へ
フジテレビジョンの筆頭株主となったソフトバンク・インベストメント(SBI)が、フジテレビなどと共同で設立した投資ファンドを受け皿にして、ニッポン放送傘下のレコード会社「ポニーキャニオン」(東京)の増資を引き受ける構想が浮上していることが6日、明らかになっ
芸能ニュース最前線!!【2005/04/07 01:50】
e-onkyo_left_468x100
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。